冬季八ヶ岳縦走記【冬靴購入編】 Lowa アルパイン エクスパート GTを買った

スポンサーリンク
ウェア

1月に八ヶ岳登山に行ってきました。3年ぶり、2度目の雪山です。初めての雪山も同じく赤岳でした。4シーズン用の登山靴で行ったのですが、割とタイト目なサイズにも関わらず、分厚い冬用靴下を履いていったせいで足がうっ血。足元が冷えて、かなり辛い思いをしました。

冬靴を購入しに行く。上野とらやスポーツにて

そこで!思い切って、冬靴を購入!店舗も悩みながら色々みて回りました。Zamberlanのマウンテンプロが石井スポーツで4割引になっていて、お買い得でしたが、どうも足の甲がしっくりこなくて購入直前でやっぱり止めたり。困った時にはプロに聞こう!ということで、老舗アウトドアショップ上野のとらやスポーツに駆け込み。足を見てもらったところ、「お客さんの足型ならLA SPORTIVA ネパールEvoかLowaマウンテンエクスパート。硬さとか、軽さとかあとは好みで選べばいいですよ。」と一刀両断の判断。マウンテンエクスパートは石井スポーツでも試着した時に、自分でもかなりフィット感がよく感じていました。さすがプロの見立て!ただ、自分で履いた時はUK8.5がちょうどイイと感じていたのですが、お店の方によると自分のサイズだとUK7.5だそうです。結果としてはとらやの店員さんが正解で、試着の瞬間はきつく感じたのですが、しばらく歩いているうちに馴染んできました。

SCARPAネパールEVOかマウンテンエクスパートか。

ネパールEVOとマウンテンエクスパートの違いは剛性と重さ。ネパールEVOはこれぞ冬靴という感じで片足1040gの重量級(EU42)。対するマウンテンエクスパートは880g(UK8.0)とかなりの軽量級。今持っているオールレザーの4シーズン靴や、オールレザー軽登山靴よりも軽いのは衝撃でした。

片足で約150g違うことになりますが、足にぶら下がる重さがこれだけ変わるとかなり印象が変わります。ネパールEVOは冬靴らしく、くるぶし部分が長く、がっちりを足を支える感じ。重量も相まって、その分歩行しづらいのも確かです。マウンテンエクスパートくるぶしが短い分、軽くて足が動かしやすい。柔軟性がありつつも甲の部分の剛性は問題ないとのことですが、あまりの軽快さに「これで冬山に行って大丈夫だろうか・・・」とさえ思ってしまうほど。実際には多くの人が厳冬期に使用しており全く問題ありません。個人的に登山靴は重たくてがっちり頑丈なのが好きなのですが、マウンテンエクスパートの軽快さと、次に紹介する大きな特徴に惹かれて、最終的にはマウンテンエクスパートを選びました。

LOWA マウンテンエクスパートはプリマロフト 入りであったかい!

マウンテンエクスパート最大の売りが、インナーにプリマロフトが入っていること。プリマロフトとはダウンのような保温性を持つ化学繊維です。Patagoniaのウェア・ナノパフなんかにも使われていますが、すごく暖かいインシュレーション素材です。これによって、防寒性を高め、足の冷えを防いでくれます。実際に店で試着しているだけでも、足が暑くなってくるほどで、3年前の雪山で足を思いっきり冷やした苦い経験もあって、マウンテンエクスパートを購入することに決めました。

ちなみに、とらやスポーツでは購入してもその日には靴を持ち帰ることができません。1週間かけて、お店で初期手入れを行なってからの引き渡しになるとのことです。とらやスポーツでは手入れはワックス塗り塗り方法を推奨しています。バックカントリー穂高の太田さんがやっているので有名なお手入れ方法ですね。購入するときに同時にミツロウワックス、コロニルのレザーワックス、コロニルのナノクリームの購入をすすめられ、最初のワックス塗りをお店の方がやってくれます。自分はレザーワックスとナノクリームは他の靴用にすでに持っていることを伝えたら、ミツロウワックスだけの購入で他のワックスはお店の分を使用して塗ってくれるとのことでした。

1週間後、靴を受け取りに行き、八ヶ岳出発への準備が整いました。靴以外の冬山装備は前回の登山と時に一通り揃えています。あとは仕事の休みを取って、山へ向かうのみです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました