【登山グッズ】ワカンの持ち運びに便利なモンベル ギアホルダー

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山用品

最近、本格的な冬山に行くことも多くなりました。車を持っていないので基本電車移動なのですが、冬装備の電車移動って大変じゃないですか?そもそも荷物も多いし、ピッケルなどザックの中に収納できない機材も多くて、気を使います。中でも一番持ち運びに苦労、というかストレスを感じるのがワカンです。体積が大きいし、爪が出っ張っているのでスコップのように収納できない。そもそも、行動中どこで使うことになるかわからないので基本的には外付けすべき道具だと思います。

ワカンを外付けするときには、ワカンのストラップをザックの適当な場所にくくりつけることになるのですが、なんというかピタッと来ないというかしっくり来ないというか。どこかぷらんぷらんして不安定なのと、電車で壁に立てかける時なんかもぐらついて嫌なんですよね。爪を内側に向かいあわせるようにして束ねているのですが、それでもザックを痛めそうだし、他の人や電車のシートに引っかかりそうだし。どうにかならんかなと思っていた次第です。

ワカンの収納ケースというのは各社から出ているのですが、その中でも良さそうなものを見つけました。それが、モンベルのギアホルダーです。

モンベルギアホルダー お値段2600円+税

本体は厚手のパッドでできていて、ワカンの歯が当たっても大丈夫。布ごしに歯が出っ張るということもありません。使う時はザックの背面に取り付けて使います。

ワカン収納時

使う時はこんな感じで使います。このギアホルダーのいいところは、さらに

アイゼンも同時に外付けできる

という点です。

アイゼンを装着するとこんな感じです。

アイゼン装着状態

アイゼンの歯もパッド側にくるので、ザックを傷めません。アイゼン自体はベルトで締め付けるのですが、本体上部にバックル付きのベルトが付いているので、これをアイゼンの金具に通しておけば歩いているときに脱落することもありません。

黒いベルトが落下防止ベルト

外した後のアイゼンって収納場所に困りますよね。特に多いと思われるシチュエーションが、下山後雪のない道をバス停や駐車場まで歩くというときです。あとは山小屋に到着した時とか。いちいちザックにしまうのは面倒くさいし、手に持って歩くのも不便。そんなときにザックに安全に外付けできるのがすごく便利。

本体内側は折り返しになっていて構造上「底」がある状態なのでワカンがすっぽ抜けることもありません。自分は念の為、ワカンバンドをザック側にも固定していますが。

底面の折り返し構造。
真のバックルの付け方は間違っているので注意。

ワカン収納場所にはショベルも装着できます。ワカン、スコップ、アイゼン、ショベル全て装着することもできるとは思いますがさすがにバランスが悪くなって、ザック外側荷重になりすぎるのでやめておいたほうがいいでしょう。あと、ザックによってはピッケルホルダーが使えなくなるので、その場合ピッケルもこのギヤホルダーにつけることになります。

欠点は、吹雪いている時はすごく雪がたまりやすそうということ。あと、ザックに取り付ける際に、一度、ザック側のバックルを取り外す必要があります。なので、着け外しが結構面倒です。普通にカチッというバックル留めにしてくれればいいのにとおもいましたが、強度と信頼性を考えてのことだと思います。

説明書より

ちなみにですが、内側にもポケットがあります。汚れたものとか、下山時はゴミなんかも入れられますね。

ワカン・スノーシューの収納でお悩みの方にはオススメです。

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