【おすすめのアウトドアウェア】Patagoniaの名作・フーディニをレビュー

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ウェア

登山に行く時、どんなウェアを持っていくかってすごく迷いますよね。自分も山に登り始めの頃は色々試行錯誤していたのですが、最近ようやく自分の中で定番のウェアというのが定着しつつあります。そんな中で、いつも必ずと言っていいほど持っていくウェアがあります。それがPatagoniaのフーディニです。値段は定価14850円とややウィンドシェルとしてはやや高めですが、その価値はあります。

最大の特量は軽量・コンパクト 重さはなんと95g (Sサイズ)

薄手のウェアで、ジャンルとしてはウィンドシェルと呼ばれるものです。いわゆるウィンドブレーカー的なもの。ですが、よくあるウィンドブレーカーのような記事ではなく、かなり薄手のナイロン生地でできていて、とても軽量・コンパクトになります。胸の位置にポケットのようなものが付いていて、ここをひっくり返すことでコンパクトに収納することができます。軽量化のために、無駄になりそうなものはとことんまで削ぎ落とされており、腰の位置によくある手を入れるポケットすらありません。確かに、考えると山でこのポケット使うことってあまりないんですよね。ものを入れると動きにくくなるし、必要ならパンツのポケットを使います。代わりにフードやフード調整用のコード、腰をすぼめるドローコードは装備されています。必要なものだけを残し、無駄を省いた設計で薄手の生地ともあいまって103gの軽量性を実現しています。

使えるシチュエーションが非常に多い

①行動時の防風

休憩時軽いだけならただの尖ったウェアということになってしまうのですが、私がヘビーユースする最大の理由が使えるシチュエーションがかなり多いということです。フーディニのようなウィンドシェルの主な役目は風を遮ることなのですが、山ではお分かりの通り風を防ぎたい場面が非常に多いです。休憩するときに体が冷えないようにさっと取り出して身につけ、休憩が終わるとくるくるまとめてザックの隙間に放り込むと言った感じで、気軽に着れて気軽に脱げるというのが大きいです。厚手のレインウェアやソフトシェルだと、ザックから出すのが億劫になったり、一度来てしまうとしまうのもまた面倒になるという経験は少なからずあると思います。そして、生地が薄くてしなやかなので、動きの妨げにならず、着ていても全く不快感が全くありません。防水生地ではないので、適度な通気性があり、稜線を歩くときなんかは着用したまま動くくらいでちょうど良いです。

②テント内での防寒・結露での濡れから身を守る

テント内に入ったあともフーディニはほとんど着っぱなしです。主には防寒のためで、ダウンを持っていかないようなときにもこれ一枚着用するだけで体温が逃げるのを防ぐことができます。また、自分はツェルトというシングルウォールの小型テントを使用しており、テントの壁が常に結露で濡れている状態になります。そんなときに、衣服が直接テントに濡れてしまうのを防ぐために一番上にこのフーディニを着用しています。生地に撥水性があるので、結露くらいの水滴なら防ぐことができますし、ナイロンなので濡れてもすぐ乾きます。

③行き帰りの交通機関でも使える

特に秋冬に多いのですが、登山用のウェアが街の気温とずれてしまうことがあります。ダウンを着込むほどではないけれど行動着だけだと肌寒い。そんなときにフーディニを1枚着込むことで、山と街の気温の差を埋めることができます。あといかにもゴリゴリの登山ウェアというデザインではないので、電車やバスの雰囲気にもとけ込みやすくなる。(気がしています)

④洗濯が楽チン

ヘビーユースの理由としてはこれも大きな理由だと思います。ゴアテックスやダウンのような洗濯するのが大変なウェアは、山で着るべきか迷ったときについつい洗濯が面倒だからと使うのをためらってしまうことがあります。(自分だけでしょうか)ですが、フーディニなら洗濯も楽チン。ネットに入れて脱水するだけでほとんど乾いてしまいますし、ゴアテックスのように気を使う必要もありません。

⑤街でもちょっとした防寒に使いやすい

③で書いていることと少しかぶるのですが、街で使っていても違和感のないデザインなので、自分は街にいるときもカバンの中に入れっぱなしにしています。特に夏場は半袖だと、飲食店なんかで冷房が効きすぎていて寒いということがありますが、そんなときにも役立ってくれます。

撥水だけど雨には非対応

注意点としてはゴアテックスのような防水膜がないので、雨には非対応ということです。ある程度の撥水性能はあり、霧やテント内の結露から身を守ることはできますが、雨がふってきたら大人しくレインウェアを使用した方がいいです。

サイズ感の目安は? 登山に持っていくなら少し大きめをチョイスすべき

海外サイズな上に、袖が長めと言われるパタゴニアのウェア。サイズの目安としては170cm55kgの自分はSサイズを使っています。パタゴニアのサイズ表だとXSがぴったりのサイズなのですが、登山で使用する場合は基本行動着を重ね着した上やダウンウェアのさらに上から着込むということも考えられますので、ワンサイズ大きめのSサイズを購入しました。今まで何度も使用してきましたがちょうど良い感じです。

アウトドアマン必携の1着

と、色々と書いてきましたが、結論としては「超おすすめ!」です。登山でなくても、釣り、キャンプ、自転車などアウトドアを趣味とする方なら、いろんなシチュエーションで使えるので1着は持っていて損はないと思います。Patagoniaの通販サイトではたまに安売りしていて、1万円くらいになっているので、こまめにチェックしてみるのも良いと思います。

パタゴニア公式サイト

パタゴニア アウトドアウェア
パタゴニア(Patagonia)の公式サイト。パタゴニアはクライミング、サーフィン、スキー、スノーボード、フライフィッシング、トレイルランニング、マウンテンバイクに最適な高機能なアウトドアウェアとギアを製造・販売しています。

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