【おすすめの登山ウェア】Patagonia 定番のウェア・キャプリーンサーマルウェイト(TW) レビュー

私がヘビーユースしているおすすめの登山ウェア。Patagoniaのキャプリーン　サーマルウェイト(TW)です。使っている人も多いウェアなので、いまさらという感じもありますが、すごく好きで愛用しているので、どんなところがいいのか？ご紹介したいと思います。

キャプリーンには４種類ある

キャプリーンといえば、アウトドアに興味のある方ならどこかで一度は聞いたことがあるくらい定番のウェアだと思います。基本はベースレイヤーとして、ウェアの一番下に着ることを想定して作られたものですが、生地の厚さ別に4種類が販売されています。薄いものから順に①デイリー②ライトウェイト③ミッドウェイト④サーマルウェイトです。

最初の１着はサーマルウェイト　フード付きタイプがおすすめ

生地の厚さの他にも、フード付きやジッパーのあり無しなどいろんなバージョンがあるのですがサーマルウェイトのフード、ジッパー付きのものがおすすめです。その理由を説明したいと思います。

おすすめポイント①グリッド構造のフリース素材で見た目以上の保温力

キャプリーンの中でも一番厚いモデルなのですが、生地自体はそれほど分厚いものではありません。ですが驚くほどの保温力があります。それは、フリース素材で有名なPolartecのパワーグリッドというフリース生地を使っているからです。生地の裏がフリッド状（ブロックのようなデコボコした形）のフリースになっているからです。このフリースが肌の空気を蓄え、見た目以上の保温力を発揮してくれます。グリッドのおかげで適度な通気性もあります。前回おすすめしたPatagoniaフーディニのようなウィンドシェルと併用することで、空気を蓄えたり風通しを良くしたりすることで温度の調整ができます。

おすすめポイント②オールシーズンいろんなシチュエーションで使える。

キャプリーンサーマルウェイト・フードタイプなら、とにかく夏〜冬まで使えるシチュエーションが多いんです。それなりの保温性がありつつ、通気性もあるので熱がこもりすぎず、ジッパーの上げ下げやフードの脱ぎ着で様々なシチュエーションに対応できます。春、秋は行動着として、ときに来たりときに脱いだり。夏はテント場での保温ウェアとして。冬は基本着用しっぱなしです。重さも187gで、これだけの保温力がありながらそれほどかさばらないのでザックの中でも邪魔になることはありません。特に寒い時期はフードが便利で、すっぽり被れば簡易的なバラクラバのような機能にもなるし、剥いだ状態でも首元に巻きつけることでネックウォーマーのような機能を果たすことができます。生地はとても伸縮性があるので、フードをつけっぱなしで寝ても気になりません。

サイズは170cm/55kgでXSをチョイス。ジャストサイズでぴったり着用するのが良い。

サイズに関してはパタゴニアの表記通りのサイズ(170cm/55kgでXSサイズ）を選びました。保温力を高めるためにも、体にぴったりとフィットするジャストサイズを選ぶのが良いと思います。サイズ感に関しては下の動画でも紹介しているので、動画で見ていただくとわかりやすいと思います。

現在patagoniaの公式サイトでは販売していない？時期モデルはエアフーディ？

そんなおすすめのキャプリーン　サーマルウェイトですが、価格を調べ直そうとPatagoniaの公式サイトを見てみたのですが、全て売り切れになっていました。もしかしたら、このまま廃盤になってしまうのかもしれません。後継の同じようなものとしては、キャプリーン・エア・フーディというものが新たに販売されいるのですが、使っている生地が全然違うので全く別のものと考えた方が良さそうです。キャプリーン・サーマルウェイトはPolartecのフリース素材を使っているに対して、キャプリーン・エアフーディはメリノウールとポリエステルを混紡したオリジナル（？）の繊維で縫い目のないニット構造となっています。首元のジッパーも無くなってしまったので、同じように使うのは難しそうです。今もかなりヘビーユースしているので、このまま再販されなかったらと思うと少し不安です。在庫のあるうちに買っておけばよかったと思って追います。

Patagonia公式サイト